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Who I am
監査法人・公認会計士からのキャリアチェンジ
前職は監査法人。公認会計士として規模・業種様々な数十社と担当し、会計決算書類に大きな間違いがないか確認するため、時に工場を駆け回り固定資産を調査し、時にタンクに上り在庫を確認し、時に会計帳簿をつぶさに調べる、といった仕事をしていました。会計士は自分が得意でありできる分野で勝負すべく進んだ道でした。とてもいい仕事で、お客様やチームと喜び合えたり一緒に成長していけたりする瞬間もありましたが、もっともっとそういう瞬間を味わいたいと願い、転職を考え始めました。
コーチ・エィはコンサルティング系の仕事を探していて偶然見つけました。選考の過程で出会った社員全員が「仕事が楽しい」と話すことが衝撃でした。当時の私の仕事観には「仕事が楽しい」なんてなかったので(笑)。同時に「できる」ことより「やりたい」ことについて語る社員が多い印象も受けました。そのような価値観に興味を持ち、私も会社と自分のために「やりたいこと」を描いて実現し続ける世界に入ってみたいと思い、今のチャレンジが始まりました。実は当時NHKで放送されていたコーチング特集を見た妻が「あなた、こういうの好きそうだよね」と言ってくれたことも、今思えばご縁となったように思います。 -
What I do
「やりたい」が運んでくれた海外赴任切符
2016年後半からタイに駐在しています(2019年12月時点)。在タイ日系企業向けに、コーチングによる組織開発プロジェクトの提案営業およびプロジェクトマネジメントに従事。また、コーチとしては主にASEAN圏の駐在員の方々へコーチングをしています。タイ人リーダーへのコーチングは当社現地採用のタイ人スタッフらが担当。日本人リーダーとタイ人リーダー、場合によっては他国籍のリーダー達へのコーチングがひとつのプロジェクト内で同時進行します。
実は、入社前から海外への想いがあったわけではありません。「山田さんって何がしたい人なの」と質問される機会が非常に多く、その過程で芽生えた想いでした。「いつか海外」と公言した頃にたまたま他のスタッフが事情で海外出張に行けなくなり、「代わりに行ってみる?」と声がかかりました。その偶然を皮切りに、海外に行く機会が増えました。私はコーチ・エィに入社するまで営業も海外ビジネスも未経験。英語が得意なわけでもなく、タイ語は出来ません(勉強中)。よもや、今のように海外で現地採用スタッフマネジメントが出来る日が来るとは思っていませんでした。私の「やりたい」を信じてサポートしてくれた周囲に感謝しています。将来日本に帰任したら、海外赴任という挑戦で得たものをたくさん会社に還元したいです。 -
How fun it is!
つながりから生まれるやりがい
メインのお客様は日系企業。”異国の地”ということもありお客様とは心の距離がとても近く、同志のように感じます。実は正式赴任前にタイやインドネシアに短期出張し、日本ではやらない飛び込み営業に挑戦したことがあるのですが、「せっかく来てくれたから話を聞くよ」、「私の知り合いの社長さんを紹介するよ」、「駐在員とは助け合うもの。自分も着任当初はたくさんお世話になりましたから」と、多くの日本人駐在リーダーの方々にご支援いただきました。
営業では、現地法人社長にお会いする機会が多いです。どなたも会社をより良くしたいと願い、タイ人社員の可能性を信じ、タイ国へ恩返しをしたいという感謝と情熱を抱いていらっしゃいます。そのような方々と組織の未来についてディスカッションをしている時やプロジェクト成果を喜びあえる時が、やりがいを実感する瞬間の一つです。出会った全ての方の助けがあって味わえている喜びなので、私も駐在員のひとりとしてこの「恩送り」のたすきを繋いでいきたいです。ちなみにこの写真はムエタイの衣装を着た僕。当社の採用担当Sさんから「タイらしいもの」をリクエストされたので、タイを知るために僕が楽しんでいる趣味をご紹介しようと思い着てみました。オフィスで大爆笑されながら撮った一枚です(笑)。 -
My challenge!
「やりたい」ことは実現できる
それが当たり前な世界を作るすべての人が「自分が実現したいと思ったことを実現できる」世の中にしたいと思っています。組織には存在目的がありますので、その実現に向けてやりたいことを自分で思い描ける人が組織の中にどんどん増え、互いの「やりたい」という情熱が作用し波及し合うようにするのが私の仕事です。
実は私のライフワーク(趣味)は懇親会の幹事です。参加者同士が楽しそうに話している様子を眺めながら酒杯を傾けるのが大好き。タイでも定期的に20代~30代が集まる会を企画しています。数名からスタートして今では100名以上が集まる会になりました。人と人がつながると面倒なことも起こりますが、集まりの場を設けるたびに、面倒を差し引いて余りある”良いこと”をいつも発見します。
今はタイを中心に活動していますが、国境や文化にとらわれず、上司と部下という関係性はもちろん、部門利害や忖度、しがらみなどを越えて、組織における無数の個人が有機的につながり合う状態を作り出していきたいです。